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【東京】「後世に残したい写真」―写真が物語る日本の原風景―(会期終了)
会期:2018年10月25日~11月24日/会場:光村グラフィック・ギャラリー(MGG)
「日本写真保存センター」とは
❝公益社団法人日本写真家協会・日本写真保存センターは、2007年から文化庁の委嘱を受けて「我が国の写真フィルムの保存・活用に関する調査研究」を、さらに「文化関係資料のアーカイプ構築に関する調査研究」を行っています。
今日までにセンターが物故された写真家の元から収集・調査した写真原板は約30万点に上り、調査を終えたフィルム類は相模原の国立映画アーカイプの収蔵庫で保存しています。
写真原板は明治、大正、昭和の日本人がどのような暮らしをしてきたかを記録したフィルムが10万点ほど収蔵され、データベース化され利活用できるよう、インターネットを介して画像を公開・提供しています。
保存センターには法隆寺や東大寺などわが国の代表的なお寺の国宝、重要文化財を撮影した写真原板があります。また原爆投下翌日の長崎を撮影したもの、広島では被爆者の治療などを捉えた写真も多数収蔵しています。
こうした写真原板は温度10度、湿度40%の収蔵庫で保存され、長期にわたって調査研究、文化財の保護に協力しています。
わが国は天変地異が多く、そのたびに家族や身内の安否を尋ね、残されたアルバムなどから1枚の写真を見つけ安堵する光景を目にします。泥や埃を払い写された過去の思い出を再見し、感慨にふける姿に「写真」の持つ記録性のありがたさ、意義を誰もが感得する瞬間です。
「『写真』は今を写すことは出来ても、過去を写すことは出来ない」と言います。過ぎ去った出来事は、1枚の写真に残っているところから、記録としての意義が語られることが多いのです。
先人の元には、日々の事象を写し記録してきた写真原板(乾板やフィルム等)が数多く残されています。そこには日本人のかけがえのない姿や風俗、風習など、その時にしか見聞することができなかった瞬間が写されています。私たちはそうした過去を記録した原板を収集整理し、後世に伝え役立てるための保存活動を続けています。
この度の写真展に展示されている写真は、先人が写した時代の一断片です。この残された写真を通して、約100年間の日本人の歴史を振り返ってみようと企画したものです。ご高覧いただき、この時代とは何だったのかを知っていただければ幸甚です。❞(企画展フライヤーより引用)

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