【東京】「昭和の前衛－表現の冒険者たちー」展

ITABASHI ART MUSEUM
会期：1991年6月8日（土）～6月23日（日）／会場：板橋区立美術館

❝“昭和”における前衛の意味
大正期の新興美術運動
…タブロー作品としてはプロレタリア美術展への出品を目的とした、寺島貞志作《コムソモルカ》（cat. no. 23）のような作品である。❞（本展覧会図録5ページより引用）

寺島貞志《コムソモルカ》出品

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寺島貞志(ていし)が25歳の時に描いた女子青年共産同盟員を意味する《コムソモルカ》は、1930年11月 第3回プロレタリア美術大展覧会に出品。モスクワを題材にしたこの作品は、若々しく健康的な笑顔の女子青年運動員を生きいきと描きあげ、昭和初期のプロレタリア美術運動のなかでも記念碑的な作といえる。