NEWS
TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM
会期:1995年9月21日〜11月10日/会場:東京都写真美術館
TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM
会期:1995年9月21日〜11月10日/会場:東京都写真美術館
❝1945年8月6日に広島、8月9日には長崎に原子爆弾が投下され炸裂しました。それは人間による無差別で均一な瞬間的破壊と殺戮にほかならず、それまで経験したことのない現実を私たち人類にもたらしたのでした。
8月15日、太平洋戦争は日本の敗戦というかたちをもって終結し、新生日本は平和と民主主義を掲げて出発をしました。
しかし、高度経済成長をとげながら繁栄する日本の中で、「被爆」という現実はともすれば忘れられ、また形骸化の危機をはらんでいるといってよいでしょう。
本展は「1945広島・長崎」と「戦後史の中のヒロシマ・ナガサキ」の二つのバートで構成されます。第1部では、精神的にも肉体的にも過酷な状況にありながら、一人の目撃者としてシャッターを切った写真家たちの写真を取り上げます。そこには、真直なまなざしがとらえた冷厳な事実が映し出されていて、その事実は今も私たちを震撼させるでしょう。第2部では、戦後写真を代表する写真家たちが、見せかけの平和と繁栄の中で少しづつ、だが確実に風化してゆく「被爆」という歴史的事実をいかにとらえてきたかをたどるものです。そこには、悲惨な事実が「歴史」のーページにあるのではなく、自らが生きている「現在」の中にとらえ返そうとしてきた軌跡が検証されるでしょう。
ここに構成された写真郡を見ることは、「被爆」という歴史的事実とその事実からはじまる歴史を知るだけでなく、今日を生きる私たちの「現実」をとらえる方法になると考えます。 ❞(企画展チラシより引用)
出展作家
松重美人,深田敏夫,岸田貢宜,菊池俊吉,山端庸介,林重男,松本栄一,福島菊次郎,土門拳,石黑健治,土田ヒロミ、東松照明

《頭髪の抜けた姉弟》1945年10月6日 菊池俊吉撮影(チラシ裏面掲載)
個人情報に関する基本方針
個人情報保護方針
当サイトをご利用するお客様のプライバシーに係る個人情報の重要性を認識し、適切に利用し、個人情報の保護に努めることをお約束いたします。
個人情報の利用目的
当サイトでは、メールでのお問い合わせの際に、名前、メールアドレス等の個人情報を送信いただきますが、これらの個人情報は質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、個人情報をご提供いただく際の目的以外では利用いたしません。
個人情報の第三者への開示
当サイトでは、個人情報は適切に管理し、以下に該当する場合を除いて第三者に開示することはありません。
個人情報の訂正、削除について
ご利用者様ご本人の要請があった場合、ご本人を確認した上で個人情報の訂正、削除を適切に行います。クッキーの使用について当サイトは、お客様によりよいサービスを提供するため、Cookie (クッキー)を使用することがありますが、これにより個人を特定できる情報の収集を行えるものではなく、お客様のプライバシーを侵害することはございません。また、Cookie (クッキー)の受け入れを希望されない場合は、ブラウザの設定で変更することができます。
個人情報保護に関するお問い合わせ
個人情報保護に関するお問い合わせや開示、修正、削除のご依頼がある場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。