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『東京1945年・秋』文化社
TOKYO FALL OF 1945/1946年7月25日刊行
デザイン:原弘、 写真:木村伊兵衛 菊池俊吉 ほか
焼け野原になった東京ドキュメント

❝『東京一九四五年・秋』の刊行―文化社が戦後に残したもの
菊地、林二人の写真家が原爆被災地を撮影していた頃、残りのスタッフは木村部長の指示で、敗戦後の東京の姿を記録に残しておこうと、手分けしてあちこちの焼跡の闇市にあふれ出した市民の姿を追っていた。
敗戦直後、人の姿がなかった街は、一か月もたたないうちに、内地の部隊や戦場から帰還した兵士や、疎開地から戻り始めた人達で溢れ、東京の人口は急速に膨れ上がった。駅前の人込みの路傍にはどこも闇市が自然発生的に広がって、戦時中は人前に出てこなかった隠匿物資や闇食糧が並べられていた。
こういう人間臭い情景が見られるのも、おそらくここしばらくのことであろう。これは今のうちにぜひ写真に撮っておこうというのが、戦前から中央工房で報道写真に打ち込んできた木村伊兵衛さんや原さんの考えだった。❞(焼跡のグラフィズム, 123,126ページ, 多川精一著より引用)
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